事業案内 business
基礎工事とは、住宅を建てる上で最初にやる作業です。基礎が定まらないと、その上の建物も建てられない、大切な作業です。沖中基礎の作業工程には特徴があります。通常ベース部、立ち上がり部と2回に分けてコンクリート打設を行います。しかし当社では、一度にコンクリート打設を行う一体打ちをメインとして基礎工事を行っております。この施工方法を15年以上行っているため、スムーズ且つ正確な作業を維持し、お客様より信頼を得ております。
作業工程flow
1.地縄張り、根伐り、砕石
建物の配置がわかるように基礎の外周に縄やロープで印をつけます(地縄張り)。その後、パワーショベルなどを使って建物の底面の高さまで土を掘り出します(根伐り)。そして「砕石」と呼ばれる砕いた石を敷地全体に敷き、地面を転圧して地盤を固めます(砕石)。
2.防湿シート敷き、配筋
砕石の上に防湿シートを敷き詰めます。その後、基準線を引く(墨出し)作業をして建物を建てる位置の印をつけます。位置が定まった後で、配筋という鉄筋を組む作業を行います。これは、鉄筋コンクリートに引っ張り強度をもたせるためです。
3.外周、基礎内部の型枠を組む
基礎外周と基礎内部に型枠を組み、コンクリートが流れ出さないようにします。基礎の規模にもよりますが1日程度の作業となります。型枠を組むことが出来れば、次の工程、生コンクリート打設にすすみます。
4.生コンクリート打設
ベース部分、基礎内部にコンクリートを打ち込んでいきます。この際に基礎と建物の土台を繋ぐアンカーボルトを設置します。コンクリートを打ち込む際は、強度を高めるために空気を抜きながら作業を進めていきます。
5.養生、型枠バラし、仕上がり
コンクリート打設が終わったら、コンクリートの強度が出るまで養生をします。夏は3日以上、冬は5日以上養生します。コンクリートの強度が出たら型枠をバラします。コンクリートの継ぎ目部分のバリ取りをするなどして、仕上げます。